SGD-NX030UBK Seagateの3TB外付HDD レビュー

2017年9月26日

Seagateが自ら開発した、世界品質の外付けハードディスクシリーズであるSGD-NX030UBK。
今回の記事ではかんたん接続ガイドや電話サポートが付属した、このHDDをレビューします。

目次

ポイント

SGD-NX030UBKの特長

Seagate製
採用されているHDDは、全てSeagate製で統一されています。
家電接続対応
対応家電と接続して、テレビ番組の録画が行えます。
ファンレス設計
耳障りな冷却ファンの騒音に悩まされることがありません。

商品説明


前回の外付HDDである、ELD-XED040UBKと同じようなパッケージです。

参考記事:ELD-XED040UBK ファンレス設計の4TB外付HDD レビュー


SeagateのExpansionシリーズに属しています。


パソコンでの利用はもちろん、テレビ番組の録画にも使えます。


HDDの容量は、大容量データを保存しても余裕がある3TB。
テレビとの接続時には地上デジタルで約360時間、BSデジタルで約270時間録画できます。


対応テレビやレコーダーなどの一覧です。
最新の情報は、左のQRコードを利用して確認しましょう。


パッケージの背面です。


背面下部では、商品の特長がより細かに掲載されています。


それではパッケージを開封していきます。


中には緩衝材に包まれたHDDと、付属品の入った紙箱が収納されています。


商品内容はHDD本体、ACアダプタ、取扱説明書×2、USBケーブルの5点です。


HDD本体の全景です。


筐体にはプラスチックが採用されており、正面下部にはメーカーロゴが存在します。


底面と背面には、ファンレス設計に欠かせない放熱穴が備えられています。

 
本体は縦置きのほか、横置きにも対応しています。


放熱穴が存在しない面の後方には、アクセスランプを搭載しています。


本体正面です。


本体側面です。


本体背面です。


付属のUSB3.0ケーブルです。

 
付属のACアダプタです。
入力は全国対応の100~240V/0.7Aで、出力は12V/1.5Aとなっています。


取扱説明書の「はじめにお読みください」と「かんたん設定ガイド」です。


今回の3TB外付HDDであるSGD-NX030UBKの重量は、ケーブル抜きで約794gでした。

SGD-NX030UBKの中身

SGD-NX030UBKを分解したところ、中身はSeagateの「ST3000VM002」でした。
ST3000VM002の詳細は、別ブログにて詳しく解説しています。

参考記事:ST3000VM002 連続稼動対応のHDD レビュー

CrystalDiskInfo

ベンチマーク

CrystalDiskMark

なぜか2回計測していたので、どちらも掲載しておきます。

1回目

2回目

CrystalDiskMark Ver.Shizuku

ATTO Disk Benchmark

まとめ

筐体にプラスチックを採用したことで、指紋汚れが目立ちにくい3TB外付HDDです。
中身のHDDがSeagate製で確定しているため、Seagateに抵抗がない方にとって利点となり得ます。

またアクセスランプの位置が、家電との使用に配慮された設計。
テレビやレコーダーの側に置いても、アクセスランプが天面か側面の後方に位置するのです。

アクセスランプは使用時、データの読み書きに応じて常に点滅するもの。
そのため、どうしても目に入ってしまう正面を避けていることは大きなポイントです。

そのほか分解して判明したことは、HDDにSeagateのST3000VM002を採用していること。
Seagate Video 3.5 HDDシリーズに属するこのHDDは、24時間連続稼動に対応しています。

つまり同じ容量でより安価なHDDに比べると、僅かとはいえ高い耐久性が見込めると言えます。

  • 型番を指定できないものの、中身がSeagate製HDDで確定
  • 筐体の素材には、指紋汚れが目立たないプラスチックを採用
  • USB3.0接続のため、SATA接続とほぼ遜色のない速度を実現
  • ファンレス設計のわりには、放熱穴が少なめ
  • Western Digital製HDD採用品と比べると、僅かに駆動音がする

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