依然人気の衰えない、大人気オンラインゲームのPLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS。
今回の記事ではパソコン専門店のドスパラで販売が開始された、推奨パソコンを比較します。
PUBG DMM推奨パソコンとは?
ドスパラ独自の検証基準をクリアしたスペックを備えた、PUBG DMM推奨モデルのこと。
販売が開始された2017年9月22日の時点で、3種類のカテゴリからパソコンを選択できます。
PUBG DMM推奨パソコンの詳細を見る DMM.com 公式サイトを見る
ドスパラ独自基準とは?
ドスパラ独自の検証基準は、ポチンキでのフレームレートを利用しています。
ハイエンドモデル:全てウルトラ設定で60fps以上
ミドルレンジモデル:海外有名配信者と同設定で60fps以上
エントリーモデル:全て低設定で60fps以上
注意点はミドルレンジモデルで、海外有名配信者の設定が明記されていません。
おそらく基本が低設定で、一部が高~ウルトラ設定だとは思いますが、参考程度に留めておきましょう。
ポチンキ(Pochinki)とは?
マップのほぼ中央に存在するため、安全地帯がどこになっても対応しやすい町です。
加えてある程度の物資がまとめて確保できるため、序盤で多数のプレイヤーが降下します。
そのため他の町に比べて負荷が高くなりやすく、低スペックのパソコンではカクついてしまいます。
60fpsとは?
1秒間におけるフレーム数のことで、60fpsの場合は60フレーム。
つまり1秒間に60枚の画像が切り替わるため、滑らかな映像が体感できます。
ゲームではこの60fpsが基準となっており、各ゲームで60fpsを下回らない構成が望まれます。
パソコンの性能が低いと安定して60fpsが実現できず、カクツキと不利を抱えてしまいます。
ちなみに、高性能なパソコンと高リフレッシュレートのディスプレイを用意すれば、
対応のゲームで60fpsに比べてより滑らかな、120fpsや144fpsでプレイすることも可能です。
リフレッシュレートのイメージアニメです。
30fps/60fps/120fpsは、それぞれ30Hz/60Hz/120Hzと表記されることがあります。
はじめに
CPUについて
フルHDの中画質設定までなら、4コア以上のCPUを選択しておけば問題ありません。
このように4コア/4スレッドのCore i5-7500だとしても、最低61.1fpsを維持しています。
しかしフルHDの高画質設定でプレイする場合には、より高クロックのCPUが必要です。
このとき6コア以上のCPUであれば、フレームレートの落ち込みを抑止できるでしょう。
参考記事:PUBGのCPUベンチマーク結果
GPUについて
フルHDの中画質設定でも、GeForce GTX 1050 Tiでは最低fpsが厳しいです。
さらにフルHDの高画質設定を考慮すると、GeForce GTX 1070以上が望ましいと言えるでしょう。
参考記事:PUBGのGPUベンチマーク結果
モデル別簡易解説
後述の比較表をみても「何が良いかわからない」という方向けに、簡単にモデルの違いを解説します。
まずドスパラが販売しているPUBG DMM推奨パソコンは、全部で主に9種類あります。
これらは大まかに3つにわけることができ、大きな違いは搭載されているCPUとGPUにあります。
ハイエンドモデルでは、現行で最も高性能なGeForce GTX 1080 Tiを搭載しています。
そのため高解像度もしくは高画質でプレイする方や、カクツキを可能な限り感じたくない方向けです。
ミドルレンジモデルでは、PUBG以外にも充分対応可能なGeForce GTX 1070を搭載しています。
CPUも1段階下がっていますが、オーバークロックをしない方であれば気にする必要はありません。
(オーバークロックとは? ⇒ CPUの設定を変更して、規定以上の性能を引き出すこと)
GeForce GTX 1060を搭載したエントリーモデルは、コストパフォーマンス向けの構成です。
上位モデルに比べるとGPUの性能がかなり落ちますが、よほど高設定でない限り耐えられます。
自身の構成に近いのがこのGeForce GTX 1060搭載モデルで、全く問題なくプレイできています。
フルHD低設定・配信・ローカル録画・シャドウ録画と負荷の高い環境でも、60fpsをまず下回りません。
最後に紹介しているGeForce GTX 1050 Tiを搭載したエントリーモデルは、最も低コスト。
その反面CPUがCore i5-7500に変更されているため、今後GPUを換装しても伸びしろは少ないです。
おすすめモデル
「難しいことはわからないので、購入すべきモデルを聞きたい」
私がこう聞かれたなら、PUBG DMM推奨パソコン AVをオススメします。
全9モデルの中でもバランスのとれた構成で、GeForce GTX 1070 Tiを搭載している点がポイントです。
GeForce GTX 1070 TiであればPUBGはもちろん、他のゲームでも高画質・高fpsでプレイできます。
GeForce GTX 1070 Tiを下回るGPUでは、快適なプレイのため解像度や画質を落とす必要があります。
もし予算が厳しい場合は、PUBG DMM推奨パソコン RT5も選択肢。
標準メモリが8GBであることが欠点ですが、低設定でプレイするなら問題は少ないでしょう。
ちなみにGeForce GTX 1050 Tiを搭載したエントリーモデルは、選択肢として対象外。
PUBGでも一時的に60fpsを切ることがしばしば想定されるうえ、将来性がありません。
推奨モデル一覧
ハイエンドモデル
多数のコアを採用したCPUと、高性能なグラフィックカードを搭載したモデルです。
下位モデルとは違い標準構成で16GBのメモリを搭載しているため、増設も不要だと言えます。
ミドルレンジモデル
バランスの良いCPUと、無難なグラフィックカードを搭載したモデルです。
標準構成ではメモリが8GBしか搭載されていないことが欠点で、予算によっては増設も選択肢です。
エントリーモデル
バランスの良いCPUと、グラフィックカードにGeForce GTX 1050 Tiを搭載したモデルです。
メモリやストレージがミドルレンジモデルと同等になっており、余裕があるとは言い難いです。