2022年3月18日の発売当日から、一定条件下において一括1円で販売されているiPhone SE(第3世代)。
今回の記事ではこの「iPhone SE3」や「iPhone 12」を、一括1円で購入する方法について解説します。
はじめに
注意事項
この記事では、巷に溢れている案件の中で「比較的スタンダードなもの」を紹介しています。
そのため地域によってはより良い内容であったり、逆に同じ内容が提供されていない場合もあります。
また記載している内容や料金の正確性には留意していますが、ミスしている可能性も否定できません。
実際に契約を行う際には記事を鵜呑みにせず、契約内容を十分に確認して頂くようお願い致します。
iPhone 12を一括1円で購入する方法
とりあえず「iPhone 12を一括1円で購入する方法」を知りたい方向けにまとめました。
iPhone 12を一括1円で購入する方法
- 運転免許証とクレジットカードを用意する(子供がいる場合は子供の健康保険証も)※
- iPhone 12やiPhone SE(第3世代 / 第2世代)を、一括1円で販売している店舗を探す
- 30歳以下ならSoftBankで新規契約、22歳以下ならSoftBankかauで新規契約する
- 新規契約が難しい場合、乗り換え元でMNP予約番号を取得してから乗り換える
- 契約したプランが使用状況にそぐわない場合、契約後にプラン変更の予約を行う
※最も契約時間が短い方法。マイナンバーカードやキャッシュカードなどでも良い
iPhone SE(第3世代)とは?
2022年3月18日に発売された、iPhone 13と同等の「A15 Bionic」を搭載したスマートフォンのことです。
本体下部に指紋認証を備え、マスク着用が欠かせないコロナ禍において、未だ少なくない需要があります。
補足として「iPhone SE 第3世代と第2世代の違い」は、別記事で詳しく解説しています。
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【iPhone SE】第3世代と第2世代の違い【性能比較】
2022年3月18日(金)に発売されることが決定した、Touch IDを引き続き搭載するiPhone SE(第3世代)。
今回の記事ではこの「iPhone SE(第3世代)」と、これまで販売されていた第2世代との違いを解説します。続きを見る
※記事作成時点ではiOS 15.4の配信により、マスク状態でもFace IDが機能するようになりました
iPhone SE3の販売価格
iPhone SE(第3世代)のキャリア別販売価格です。
全て同じ仕様でありながら、Rakutenを除く3大キャリアでは販売価格が加算されています。
キャリア | docomo | au | SoftBank | Rakuten |
---|---|---|---|---|
64GB | 65,230円 | 65,335円 | 67,680円 | 57,800円 |
128GB | 75,097円 | 75,190円 | 74,880円 | 63,800円 |
256GB | 94,248円 | 93,720円 | 90,000円 | 76,800円 |
楽天市場ではiPhone SE(第3世代)がApple公式と同じ価格で販売されており「ポイント付与の対象」です。
そのため単体購入の場合には、キャンペーンを利用して楽天市場で購入したほうがお得になります。
一括1円と実質1円の違い
一括1円と実質1円には、同じ1円でも明確な違いがあります。
現在携帯契約において主流となっているのは、下記の「3種類」です。
中でも一番下の実質1円(返却型)は、厳密には月額が1円であり、総額は23円(月額1円×23ヶ月)です。
一括1円 ⇒ 払いきり。以後支払いが発生せず、返却する必要もない、安心の購入方法
実質1円(還元型) ⇒ 購入した金額が、後日現金やポイントにて還元される購入方法
実質1円(返却型) ⇒ 残価設定ローンや残価設定型クレジットに分類される購入方法
一括1円で購入可能なiPhone
誰に見られても良い「店頭掲示」で確認できた、一括1円で購入可能なiPhoneです。
あくまで店頭掲示で確認できたものですから、交渉次第ではiPhone 13やiPhone 13 miniも1円が狙えます。
iPhone 12
デュアルカメラと顔認証を搭載した、6.1型スマートフォンです。
iPhone SE(第3世代)
iPhone 13と同等の性能を持つ、指紋認証対応の4.7型スマートフォンです。
iPhone SE(第2世代)
iPhone 11と同等の性能を持つ、指紋認証対応の4.7型スマートフォンです。
一括1円で購入する方法
私が目視で確認した「iPhone SE(第3世代)」や「iPhone 12」を一括1円で購入する方法をまとめました。
掲載しているプランは一括1円の対象となっている、家族割なしの場合における月額最安のプランです。
キャリア | 22歳以下 | 30歳以下 | 31歳以上 |
---|---|---|---|
docomo | 乗り換え ahamo |
||
au | 新規・乗り換え スマホスタート | 乗り換え ピタットプラン |
|
SoftBank | 新規・乗り換え スマホデビュー | 新規・乗り換え メリハリ無制限 | 乗り換え メリハリ無制限 |
よくある質問
一括1円って罠があるのでは?
A.罠はない
かつてのような、オプション×n個加入という条件も「基本的には」ない(一部代理店にはあるかも?)
前述のとおり「乗り換え」か「30歳以下での新規契約」であれば、一括1円の条件は満たせる
さらに22歳未満なら「スマホ新規扱い」となり、一括1円と月額990円の両方が満たせてしまう
なんで一括1円なの?
A.MNPが欲しいから
各通信業者がMNPで加入してもらうために、iPhoneを一括1円で販売している
ただしMNPを条件とした値引きは、現在「22,000円まで」に規制されている
そのため乗り換え1円を実現するために編み出されたのが「端末割引」である
例えば、SoftBankにおける第3世代のiPhone SE 64GBの販売価格は、67,680円
ここから「端末割引45,679円」と「MNPによる割引22,000円」の適用で一括1円となる
つまりMNP無しでも、iPhone SE(第3世代)を22,001円で購入することは「理論上可能」である
一括1円の差額は誰が負担してるの?
A.安売りを行っているキャリア
とはいえ、厳密に「キャリア」と言い切るのは正確ではない
具体的には、現在のキャリアやプランの見直しを行っていない人
いわば「一括1円に参加していない人全員」で負担している
回線契約したくないけど買える?
A.買える
安売りしているいずれの機種も、名目上は+22,000円で買える
ただし以下の理由から、端末単独での購入には「コツ」が必要となる
代理店:安価な価格設定は乗り換え獲得のため。単独では売りたくない
総務省:端末だけでも売れ、購入希望者を断るな。法律でそう決めている
代理店:(単独で売ると損するだけ。乗り換えの決め手が少なくなる……)
※文章の内容はイメージです
移動機とは?
A.移動機物品販売のこと
簡単に解説するなら「回線契約なし」でスマートフォンを購入すること
購入後任意のSIMで自由に通信することができる(ただし通信エリアはその端末のBandに左右される)
一括1円は「MNP22,000円割引」と「誰でも割引」で実現している
前者は一括1円を抑制するために生まれたものだが、後者が抜け道として運用され始めた
つまりMNPなしの場合は「22,001円」で購入できるということ
例えばiPhoneを移動機として購入できれば、Apple公式と同じiPhoneが格安で入手できてしまう
2年縛りでしょ
A.違う
よく勘違いされるが、一括1円に2年縛りを含む縛りは存在しない
実質1円(返却型)が、言い方によっては2年縛りに相当する
契約後即解約してもいいの?
A.良くない
モラル的にオススメしないが、解約できるか解約できないかで言えば「できる」
ただしブラックリスト入りするのはほぼ確実であり「そのキャリアにおいて」今後の契約に支障が出る
そのうえやりすぎると、あらぬ疑いをかけられるかも?
契約時の初期費用は?
A.3,300円から
新規や乗り換えでの契約時に必要となるのは、事務手数料の「3,300円」である
乗り換え元の転出費用は撤廃されたが、契約中のプランによっては違約金が「1,100円から」追加される
頭金とは?
A.礼金に相当するもの
一部のショップが請求している「販売手数料」のこと
携帯業界以外で使われている頭金とは扱いが異なり、商品の価格から支払った費用が減算されない
あくまでショップの儲けであり、本来支払うべき必要がないため、もし請求されたら断ろう
補足として「本来支払い不要な頭金の正体とは?」は、別記事で詳しく解説しています。
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【携帯契約】本来支払い不要な頭金の正体とは?【手数料】
スマートフォンやタブレットをショップで購入する際に、請求されることとなる頭金。
今回の記事ではこの「頭金」の正体と、頭金不要で契約する方法について解説します。続きを見る
月額の最低維持費は?
A.990円(家族割を含めない場合)
docomo ⇒ ahamoで2,970円。OCNモバイルONE直入りOKなら550円だが、適用例は少ないように感じる
au ⇒ スマホスタートプラン(フラット)5G/4Gで990円。UQ化なら自宅セット割適用で990円となる
SoftBank ⇒ スマホデビュープランで990円。Y!mobileへのダウングレードは可能だが、リスクあり?
スマホデビューでの新規契約が難しい場合は、通常プランでの契約となるため維持費用は増加する
ブラックリスト入りしても良いなら、契約後すぐに安い通信業者へ乗り換える方法も手段としてはある
短期の場合 | プラン変更 | サブブランド | オンライン |
---|---|---|---|
docomo | ahamo含めて リスクなし | 提供なし | OCNモバイルONEへ リスクあり |
au | リスクなし | UQへ リスク低め? | povoへ リスク高め |
SoftBank | リスクなし | Ymobileへ リスク高め | LINEMOへ リスク高め |
リスクを最小化するには、乗り換え前に「約半年間請求を立てること」が基本とされる
ただしブラックリスト入りに関しては明確なラインが公表されておらず、保証ができない内容となる
SIMロックは?
A.ない
一部キャリアによっては標準で設定されている場合があるが、Webを利用すればSIMロックを無料で外せる
iPhoneの設定から「SIMロックなし」が確認できれば、国内で流通しているSIMならまず動作する
結局得なの?
A.総合的には得
キャリアの販売価格で9万超えの端末が1円(第3世代のiPhone SEを選んでも6万超えの端末が1円)
乗り換えで得た新端末を使ってもいいし、現端末にSIMを挿して新端末をおもちゃにしてもいい
しかも安売り対象は、Band制限がなく、どこの通信業者でも使え、シェアNo.1のiPhone
購入しない理由があるだろうか……いやない
実質マイナスとは?
A.一括1円を下回ること
一括1円は誰でも受けられるキャンペーンである
しかし交渉次第では、さらに特典を積み増しすることができる
たとえば加入により商品券が受け取れる場合は、お金をもらってiPhoneを受け取る不思議な状態になる
私はこれを「実質マイナス」と表現しており、お金を払ってiPhoneを購入する一般的な方法とは逆である
上手い交渉に役立つ「乗り換えで最も得をする方法」は、別記事で詳しく解説しています。
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【MNP】乗り換えで最も得をする方法【損しないポイント】
提供開始されてかなりの時間が経過した、通信会社を乗り換える携帯電話番号ポータビリティ(MNP)制度。
今回の記事では「MNP(乗り換え)」を利用する際に最も得をする方法を、公開できる範囲で解説します。続きを見る
携帯ショップでスマホを購入すべき理由
ちなみに「携帯ショップでスマホを購入すべき理由」は、別記事で詳しく解説しています。
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【情強は店】携帯ショップでスマホを購入すべき理由【情弱オンライン】
本来必要のない手数料を「頭金」として取ったり、無駄なものを売りつけることでお馴染みの携帯ショップ。
今回の記事では半ば「詐欺」とも言われるこの携帯ショップを、あえて利用すべき理由について解説します。続きを見る
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