ついに2018年6月27日より提供開始となった、IPv6 IPoE方式の接続サービスであるOCN v6アルファ。
今回の記事ではIPv4/IPv6両コンテンツを快適に利用できる、IPv4 over IPv6について解説します。
MAP-EやDS-Liteとは? 光の速度を測定する方法 ドコモ光でv6プラス
OCN v6アルファとは?
OCN v6アルファ 公式ページ OCN v6アルファの提供開始について
利用者の「より高速な通信を安定して利用したい」という要望によって生まれた、新サービスのこと。
IPv4・IPv6両方の通信を、PPPoE方式ではなくIPoE方式(IPv4 over IPv6)で行なうため大変高速。
さらにインターネットに接続する様々な機器のセキュリティや、その設定サポートにも対応しています。
IPv4 over IPv6とは?
IPv4/IPv6対応サイトの両方が高速化される「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6サービス」のこと。
従来の通信となるPPPoE方式ではなくIPoE方式で通信することで、混雑の原因となる経路を迂回します。
代表的な類似サービスとしては「v6プラス」や「DS-Lite」があり、どちらも自身で検証済み。
一部利用に弊害のある通信サービスがあるとはいえ、その速度向上効果は目を見張るものがあります。
現在私は「v6プラス」を利用していますが、以前のPPPoE方式に戻ることはもはや考えられません。
OCN v6アルファの対応プランとは?
OCN v6アルファは基本サービスに追加するオプションのため、対応プランは比較的多いです。
OCN v6アルファの対応プランまとめ
- OCN 光 ファミリー
- OCN 光 マンション
- OCN for ドコモ光
- OCN 光 2段階定額 ファミリー
- OCN 光 with フレッツ ファミリータイプ
- OCN 光 with フレッツ マンションタイプ
- OCN 光 「フレッツ」 ファミリータイプ
- OCN 光 「フレッツ」 マンションタイプ
OCN v6アルファの料金
OCN v6アルファは下記の4つのサービスを「月額500円」で利用可能なサービスです。
1:IPoE(IPv4 over IPv6)接続サービス
2:専用Wi-Fiルーターのレンタル
3:ホームネットセキュリティ
4:訪問/遠隔サポート
ただし「OCN for ドコモ光」に限り、月額500円の加算が不要であることが大きなメリット。
その反面「ホームネットセキュリティ」を13カ月目以降も継続する場合、別途申し込みが必要です。
まとめ
- OCN v6アルファなら、通信速度の大幅な向上が期待できる
- OCN v6アルファに契約すると、無料でWi-Fiルーターが付いてくる
- ホームネットセキュリティと遠隔サポートも、サービス内容の一部である
- OCN v6アルファを有効化する場合、基本料金とは別に月額500円が必要となる
- 24カ月の最低利用期間中でのサービス解約時には、違約金8,000円が発生する
- OCN for ドコモ光の場合、ホームネットセキュリティが13ヶ月目以降有料となる
OCN v6アルファは速いのか?
実際にOCNと契約した「OCN v6アルファ速度検証編」は、別記事で詳しく解説しています。
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【IPv6】OCN v6アルファは速いのか?【v6プラスとの比較】
大手プロバイダのOCNで契約可能な、IPoE(IPv4 over IPv6)接続サービスのOCN v6アルファ。
今回の記事ではこの「OCN v6アルファ」の内容や、速度についてv6プラスと比較してみます。続きを見る