装備の再調整で最も優先すべき「武器ダメージ上昇」と、同じ攻撃特性に属する「クリティカル率」
今回の記事ではこの「クリティカル率」と「クリティカルダメージ」のどちらを優先すべきか解説します。
攻撃特性の種類
図示したアイコンで示される「攻撃特性」には、武器ダメージ上昇・クリティカル率・クリティカルダメージなどがあります。
対エリートダメージやヘッドショットダメージ上昇を除いたこれらの特性は、条件を選ばないことが利点です。
この武器ダメージ上昇・クリティカル率・クリティカルダメージの中で、最も優先すべきは「武器ダメージ上昇」です。
今回の記事では、残った「クリティカル率」と「クリティカルダメージ」のどちらがDPSに与える影響が大きいのか試算してみます。
ちなみに装備ごとに出現する「特性の種類と最大値」は、別記事で詳しく解説しています。
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【Division 2】各装備に出現する特性の種類と最大値【部位別】
エージェントが選択可能な6つの装備に付与されており、ステータスを高めてくれる様々なボーナス特性値。
今回の記事ではこの「ボーナス特性値」の最大値をまとめ、より良いビルドへの道のりをサポートします。続きを見る
増加率とDPSへの影響
計算値:イーグルベアラー、クリ率10%、クリダメ25%、ヘッドショットダメージ55%
増加率:クリティカル率、もしくはクリティカルダメージを上昇させる割合
双方:各行の増加率を、クリティカル率とクリティカルダメージへ平等に割り振った場合
(例:増加率10%の場合、クリティカル率を5%、クリティカルダメージを5%上昇させる)
増加率 | クリティカル率 | クリティカルダメージ | 双方 |
---|---|---|---|
10% | 250379 | 246802 | 249186 |
20% | 256340 | 249186 | 255148 |
30% | 262301 | 251571 | 262301 |
40% | 268263 | 253955 | 270647 |
50% | 274224 | 256340 | 280186 |
まとめ
上のサンプルを根拠にすると、武器ダメージ上昇の次に優先すべきは「クリティカル率」だということがわかります。
たとえクリティカルダメージを高めても、元々のクリティカル率が低くては効果が少ないと言えます。
しかし最も右で示した双方の増加率30%(クリティカル率15%+クリティカル率15%)からは、クリティカル率30%を超えるDPSが得られます。
そのため良質な特性が出現し、クリティカル率が上限の60%を超えそうな場合には、一部の装備特性をクリティカルダメージに変更することも選択肢となります。
とはいえ基本的には「クリティカルが発生条件となっているタレント」も多いですから、クリティカル率を上げておくのが無難でしょう。
攻撃特性のまとめ
- 最も優先すべき攻撃特性は、DPSに大きな影響を与える「武器ダメージ上昇」である
- ヘッドショットが得意なプレイヤーは、武器ダメージ上昇の次に「ヘッドショットダメージ上昇」を伸ばしても良い
- ある程度の武器ダメージ上昇を備えた装備に限り、クリティカル率を上昇させる
- クリティカルダメージは、基本的に上昇させるべき特性ではない
- クリティカル率とクリティカルダメージを平等に上昇させると、30%を超えたあたりから有利になる
おすすめビルド紹介
この表に収まりきらない「公開したビルドの全て」は、別記事で詳しく解説しています。
攻撃ビルド | 防御ビルド | スキルビルド | 各種情報まとめ |
---|---|---|---|
鉄板火力ビルド | 装甲追加ビルド | 状態異常ビルド | 武器タレント |
半盾狙撃ビルド | 全盾拘束ビルド | タレドロビルド | 装備タレント |
複数攻撃ビルド | 鋳造工場ビルド | ヴァイルビルド | 部位ボーナス |