4部位以上装備することで専用のタレントを発動可能な、アイテムカラーが明るいグリーンの通称:緑装備。
今回の記事ではこの「緑装備」のメリットとデメリットや、基本的に選択すべきでない理由を解説します。
緑装備セットとは?
アイテムカラーに明るいグリーンを持つ、ユニークな「専用タレント」を持つブランドです。
通常のブランドに比べてドロップ率が低く設定されており、目標アイテムで狙わないと入手しにくいです。
緑装備にも通常のブランドと同様に「部位ボーナス」が存在しますが、発動するのは2部位以上から。
4部位以上装備すると専用のタレントが発動し、ボディアーマーとバックパックを含めると3つになります。
緑装備セットの一覧と概要
ゲーム内に導入された順です。
緑装備セットまとめ
- オンゴーイングディレクティブ ⇒ ホローポイント弾が使える
- トゥルーパトリオット ⇒ 敵にデバフを与える
- ハードワイヤード ⇒ スキルの使用頻度を上げる
- ネゴシエーター・ジレンマ ⇒ 複数の敵に同時攻撃できる
- エース&エイト ⇒ カードをめくってダメージを増やせる
- スピアーティップ ⇒ 特殊武器の使用頻度を上げる
- ストライカーバトルギア ⇒ ヒットの持続でダメージが増える
- システムコラプション ⇒ アーマーキットの効果を変える
緑装備セットの部位ボーナス
「ハードワイヤード」と「システムコラプション」のみ、3部位装備で「特性が2つ上昇」します。
ブランド名 | 2部位 | 3部位 |
---|---|---|
オンゴーイングディレクティブ | ステータス効果 +15.0% | リロード速度 +20.0% |
トゥルーパトリオット | 弾薬数 +30.0% | 装弾数 +30.0% |
ハードワイヤード | スキルヘイスト +15.0% | スキルダメージ +15.0% スキル修復 +15.0% |
ネゴシエーター・ジレンマ | クリティカル率 +15.0% | クリティカルダメージ +20.0% |
エース&エイト | マークスマンライフルダメージ +15.0% | ヘッドショットダメージ上昇 +20.0% |
ストライカーバトルギア | 武器ハンドリング +15.0% | 連射速度 +15.0% |
スピアーティップ | シグネチャーウェポンのダメージ +10.0% | 武器ダメージ上昇 +10.0% |
システムコラプション | キルでのアーマー% +15.0% | 電波妨害耐性 +40.0% Pulse耐性 +40.0% |
ちなみに「ブランドセットの部位ボーナスまとめ」は、別記事で詳しく解説しています。
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【Division 2】ブランドセットの部位ボーナスまとめ【緑装備】
2020年6月に配信されたタイトルアップデート10により、僅かに部位ボーナスが変更されたブランドセット。
今回の記事ではこの「ブランドセット」に加え、4個以上で専用タレントがある「緑装備」を解説します。続きを見る
追加タレントとは?
ハードワイヤードを例にすると、ボディアーマーには「ポジティブ・リインフォース」が、
バックパックには「ショートサーキット」が付与されており、装備すると自動で発動します。
ただしどちらも主となる「フィードバックループ」の効果を高めるものですから、フィードバックループが発動する状況下でないと意味がありません。(4部位以上の装備が必要)
緑装備セットで注意すべき点
緑装備セットには癖があり、活かすにはビルド構成をよく検討する必要があります。
緑装備セットで注意すべき点まとめ
- 部位ボーナスが得られないため、1部位のみの採用は「絶対に」しない
- よほどの理由がない限り、2種類以上の緑装備セットを組み込まない
- 緑装備の利点は専用タレントにあるため、4部位以上装備する
- ボディアーマーやバックパックによる追加タレントは、強いとは限らない
- ほとんどの場合おいて、厳選した黄装備のほうが活躍できる場面は多くなる
緑装備セットの利点と欠点
緑装備セットは、厳選した「黄装備」にまず劣ります。
運用には、利点と欠点を理解したうえで組み込む必要があります。
- 一部の部位ボーナスに、黄装備には存在しないステータス上昇効果がある
- 4部位以上装備すると、特定の状況下で活躍する専用のタレントが発動する
- ボディアーマーやバックパックを追加すると、さらに専用タレントが強まる
- 黄装備に比べて、付与されている特性の数が1つ少ない
- 部位ボーナスを得るには、2部位以上の装備が必要である
- 一部のタレントは、ボディアーマーやバックパックなしだと効果が薄い
緑装備セットが優秀な理由
緑装備セットが優秀な理由は、4部位以上で発動する「専用タレント」を備えている点です。
しかもコア特性が「スキルクラス」のハードワイヤードであれば、特性を再調整するだけですぐに2上限となります。
(2上限とは ⇒ 特性の2つが上限に到達していること。黄装備なら3上限が狙える)
そのためスキルの回転率が高まる「フィードバックループ」を利用するビルドも、すぐに作成できます。
緑装備セットが弱い理由
緑装備セットが弱い理由は、黄装備に比べて「特性が元々1つ少ない」ことと、専用タレントを活かすために「4部位以上の装備が強制される」ことにあります。
そのため緑装備込みのビルドを適当に作成してしまうと、パーティのお荷物になることが少なくありません。
緑装備セットを利用したビルド紹介
状態異常ビルド
スキルクラスが上昇する「ハードワイヤード」を利用した、レジェンダリーで必須のビルドです。
元々のコア特性がスキルクラスですから、簡単に2上限の装備が作れるためビルドの再現が極めて簡単です。
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【Division 2】状態異常ビルドの作り方【視覚奪取&電波妨害】
Division 2で最高難易度を誇るレジェンダリーミッションを、より進行しやすくする状態異常ビルド。
今回の記事では巷でCCビルドとも言われているという、この「状態異常ビルド」について解説します。続きを見る
複数攻撃ビルド
複数の敵に同時攻撃が可能な「ネゴシエーター・ジレンマ」を利用した、DPSに適したビルドです。
しかし「クリティカルでマークした敵を放置して次の敵を狙う」という操作が必要なため、まず初心者にはオススメできません。
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【Division 2】複数攻撃ビルドの作り方【ネゴシエーター・ジレンマ】
専用タレントの「ホスタイル・ネゴシエーション」を発動可能な、装備セットのネゴシエーター・ジレンマ。
今回の記事ではこの「ネゴシエーター・ジレンマ」を使用した、複数同時攻撃ビルドについて解説します。続きを見る
おすすめビルド紹介
この表に収まりきらない「公開したビルドの全て」は、別記事で詳しく解説しています。
攻撃ビルド | 防御ビルド | スキルビルド | 各種情報まとめ |
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鉄板火力ビルド | 装甲追加ビルド | 状態異常ビルド | 武器タレント |
半盾狙撃ビルド | 全盾拘束ビルド | タレドロビルド | 装備タレント |
複数攻撃ビルド | 鋳造工場ビルド | ヴァイルビルド | 部位ボーナス |