専用タレントの「ホスタイル・ネゴシエーション」を発動可能な、装備セットのネゴシエーター・ジレンマ。
今回の記事ではこの「ネゴシエーター・ジレンマ」を使用した、複数同時攻撃ビルドについて解説します。
ビルドコンセプト
このビルドのコンセプトは、装備セットの「ネゴシエーター・ジレンマ」を採用した複数同時攻撃です。
この装備セットを4部位以上装備すれば、クリティカルヒットで「ホスタイル・ネゴシエーション」が発動。
以後別の敵を攻撃してクリティカルが出現すれば、マークが付与された敵同士にダメージが伝染します。
ちなみに自身はこのビルドで「レジェンダリーミッション」をクリア済み。
加えて「イベントのタイムアタック」や「エキゾチック目当てのミッション周回」および、ディレクティブ全有効の難易度ヒロイックにおける「コントロールポイント制圧」に使用しています。
最新のビルド
ビルドレシピ
このビルドで重要なのは、タレント「ホスタイル・ネゴシエーション」の発動に必要なクリティカル率です。
ただしクリティカル率の上限は60%ですから、再調整やMODスロットを駆使してギリギリに抑える必要があります。
そのほか適するスペシャリゼーションは、ヘッドショットダメージが上昇する「シャープシューター」もしくは、ライオットフォームグレネードが装備できることに加え、キル時のアーマー回復および連射速度上昇を持つ「ガンナー」が良いでしょう。
またプライマリのライフルマンは、ヘッドショット率が低い場合に限り「インシンク」も選択肢。
そしてセカンダリのアサルトライフルは、アーマーを持たない硬いロボット系に使用します。
ブランドレシピ
最新のビルドにおけるブランド構成と、初期公開時のブランド構成は全く変更していません。
ただしプロビデンスディフェンスの1部位目のヘッドショットダメージは、5%上昇しています。
ブランド名 | 1部位 | 2部位 | 3部位 |
---|---|---|---|
オーバーロード・アーマメント × 1 | ライフルダメージ +10.0% | - | - |
ネゴシエーター・ジレンマ × 4 | - | クリティカル率 +15.0% | クリティカルダメージ +20.0% |
プロビデンスディフェンス × 1 | ヘッドショットダメージ上昇 +15.0% | - | - |
過去のビルド(TU9以前)
ビルドレシピ
ちなみに上のビルドサンプルは、ミッション周回を重視したもの。
レジェンダリーミッションでは「半盾狙撃ビルド」のように、クルセイダーシールドとリバイバーハイヴを装備すべきだと考えます。
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【Division 2】半盾狙撃ビルドの作り方【レジェンダリー攻略】
レジェンダリーミッションの中では比較的安定して攻略しやすい、ディストリクトユニオンアリーナ。
今回の記事ではこの「ディストリクトユニオンアリーナ」などで、DPS役に適したビルド例を解説します。続きを見る
ブランドレシピ
このビルドで自由に選択できるのは、ボディアーマーの「1部位のみ」です。
そこで一見「グルーポソンブラ社」や「チェスカ・ヴィーロバ社」を組み込みたくはなりますが、オフェンスではないMODスロットが問題です。
ブランド名(TU9版) | 1部位 | 2部位 | 3部位 |
---|---|---|---|
オーバーロード・アーマメント × 1 | ライフルダメージ +10.0% | - | - |
ネゴシエーター・ジレンマ × 4 | - | クリティカル率 +15.0% | クリティカルダメージ +20.0% |
プロビデンスディフェンス × 1 | ヘッドショットダメージ上昇 +10.0% | - | - |
複数攻撃の方法
ネゴシエーター・ジレンマの「ホスタイル・ネゴシエーション」は、クリティカルヒットで発動します。
相手が無防備な場合には、予め拘束できるようなグレネードやスキルを使用しておくと高い効果が見込めます。
それぞれの敵を均等に攻撃して、ホスタイル・ネゴシエーションのマークを付けます。
マークを付けたらそれ以上の攻撃は「非効率」ですから、別の敵を攻撃します。
するとマークを付けた敵全てにダメージが入り、体力が0になると当然キルできます。
もし敵が障害物に隠れたり、地形効果で隠れてしまったら、露出している敵を狙います。
すると先程視界から消えてしまった敵ごと、キルすることができます。
複数攻撃の方法
- こちらを視認していない敵(A)を攻撃し、クリティカルヒットでマークを付ける
- 可能な限り無防備な別の敵(B)を探し、再びクリティカルヒットでマークを付ける
- 通常最大3体まで同時攻撃できるため、最後の敵(C)に攻撃を行いABCのいずれかをキルする
- 攻撃中に敵が視認してきたら射線を切り、別のマークしている敵に攻撃する
- 攻撃中に敵が障害物に隠れた攻撃を辞め、別のマークしている敵に攻撃する
ビルドの運用サンプル動画
ビルドの利点と欠点
このビルドの利点は時間あたりのダメージに優れていることで、敵が密集している状況での効果は抜群です。
しかしクリティカル率の底上げとダメージ管理に注意しなければ、そのタレントを活かすことができません。
また体力ゲージが赤い敵の場合はすぐにキルできることから、複数同時攻撃の対象としては不敵です。
(体力の高い敵をマークしたのち体力の低い敵を攻撃しても、すぐにキルできるため時間を浪費してしまう)
- 時間あたりの殲滅能力に優れている
- 単独攻撃に比べ、弾薬を節約できる
- 障害物に隠れた敵にも、ダメージを与えられる
- 緑装備を組み込むため、部位ボーナスと特性の数で劣る
- 適切に射線を切らないと被弾率が上がり、デスしやすくなる
- 同時攻撃を効率よく発動させるには、ある程度の耐久力を持つ相手が必要となる
ビルドメニュー
ライフルマン
ライフル限定で出現する、ヘッドショットの回数に比例して武器ダメージが上昇するタレントです。
常時20%以上、スキルダメージを考えると30%以上維持できるかがインシンクとの分かれ目です。
ネゴシエーター・ジレンマ
4部位以上装備することで、今回の軸となる「ホスタイル・ネゴシエーション」を発動可能な装備セットです。
2部位と3部位で発動するクリティカル率とクリティカルダメージの上昇は、まず腐らない性能です。
ザ・サクリファイス
専用タレントの「パーフェクト・グラスキャノン」を備えた、ネームドのボディアーマーです。
通常の「グラスキャノン」に比べて武器ダメージ上昇効果が高い反面、被ダメージも大きくなります。
パーフェクト・グラスキャノン
与えるダメージが全て30%増幅する
受けるダメージは全て60%増幅する
グラスキャノン
火力ビルドでの採用率が高い「ハイリスク・ハイリターン」のタレントです。
プリスティン・イグザンプル
専用タレントの「パーフェクト・フォーカス」を備えた、ネームドのボディアーマーです。
通常の「フォーカス」に比べて毎秒あたりの武器ダメージ上昇効果が高く、また最大ダメージも大きいです。
パーフェクト・フォーカス
倍率8x以上のスコープを使って狙っている間は、合計武器ダメージが毎秒6%、最大60%まで増加する
必要条件:倍率8x以上のスコープが必要
フォーカス
倍率8x以上のスコープを構えていると、徐々にダメージが上昇していくタレントです。
レジェンダリーで不可欠な「状態異常ビルド」のプレイヤーと協力すれば、被弾率が抑制され高い火力を維持できます。
ゼロエフス
専用タレントの「パーフェクト・アンブレイカブル」を備えた、ネームドのボディアーマーです。
通常の「アンブレイカブル」に比べてアーマーの修復値が大きく、クールダウン時間も僅かに短いです。
パーフェクト・アンブレイカブル
アーマーが消耗するとアーマーの100%を修復する
クールダウン:55秒
アンブレイカブル
アーマーが破壊されると、即時にアーマーが一定値まで回復するタレントです。
その効果は最大アーマーに左右されるため、耐久性を高めたビルドでより有用となります。
ドアキッカーズノック
専用タレントの「パーフェクト・スパーク」を備えた、ネームドのボディアーマーです。
通常の「スパーク」に比べて効果時間が延長されるだけですから、SMGを使用しない限り出番はありません。
パーフェクト・スパーク
敵にスキルでダメージを与えると、武器ダメージの合計が15%増加する(20秒間)
スパーク
スキルダメージを与えると、武器ダメージが上昇するタレントです。
使用後放置できる後述の「ドローン」や「タレット」と相性が良く、自身のミッション周回で必須となっています。
クリティカルメジャー
ホスタイル・ネゴシエーションの効果を高める「ニブル・バックパック」を装備すると発動します。
ホスタイル・ネゴシエーションのダメージを100%に上昇するため、クリティカルヒットが条件とはいえ外せません。
フォックスの祈り
使用率の多い「鉄板火力ビルド」を構成する、ネームドのニーパッドです。
特性にある「カバー外のターゲットへのダメージ」は、カバーを行わないロボットにも効果があります。
ストライカードローン
ミッション周回で「ヘイト役」として効果的な、自動射撃を行うドローンです。
ボディアーマータレントの「スパーク」と相性が良く、弱体化したディフェンダードローンよりも役立ちます。
そのほかディレクティブの「戦場の霧」で無効化される、ミニマップの代わりとしても有能。
ミッションやコントロールポイントが進行しなくなったら、とりあえず展開して周囲を見ながらスキルボタンを連打するだけで敵を発見できます。
アサルトタレット
直上の「ストライカードローン」と同じ、ヘイト役として使えるスキルです。
高いアーマー値を持つ「ヘビータンク」がこのタレットを見つけると、まず一番に攻撃してきます。
リストアラーハイヴ
ディレクティブの「クールスキル」の影響を受けにくい、短いクールダウンのスキルです。
ドローンやタレットを展開した後でも、アーマーを回復するサポート役として設置できます。
リバイバーハイヴ
ディレクティブを無効化した「レジェンダリーミッション」で必須となるスキルです。
その一方で「クールスキル付きのミッション周回」に持ち出すと、まずクールダウンですから死にスキルと化します。
ブースターハイヴ
武器のハンドリングを上昇させ、より確かな着弾を実現させるスキルです。
当初存在していた「移動スピード上昇」は削減され、現在はあまり人気がなくなっています。
おすすめビルド紹介
この表に収まりきらない「公開したビルドの全て」は、別記事で詳しく解説しています。
攻撃ビルド | 防御ビルド | スキルビルド | 各種情報まとめ |
---|---|---|---|
鉄板火力ビルド | 装甲追加ビルド | 状態異常ビルド | 武器タレント |
半盾狙撃ビルド | 全盾拘束ビルド | タレドロビルド | 装備タレント |
複数攻撃ビルド | 鋳造工場ビルド | ヴァイルビルド | 部位ボーナス |