次回のアップデートでより低難易度のモードが追加されるという、オペレーション:ダークアワーズ。
今回の記事ではこの「オペレーション:ダークアワーズ」について、ステージごとのビルドを紹介します。
使用する武器
イーグルベアラー
レイドの周回を目指すなら、レイド限定ドロップの「イーグルベアラー」を使用します。
もしイーグルベアラーを取得していない場合は、アサルトライフルの「カスタム P416 G3」を選択します。
ちなみにイーグルベアラーの目標ダメージは「32,000」で、カスタム P416 G3は「25,000」です。
M60 E4
良質なカスタム P416 G3を入手していない場合、アンヒンジド付きの「M60 E4」も悪くありません。
ただしリロード操作をスキップする「ドッジシティ・ガンスリンガーホルスター」もしくは、タレントの「フィルアップ」や「回避行動」との組み合わせが推奨され、それでも時間あたりの平均火力ではアサルトライフルに劣ります。
ちなみにM60 E4の目標ダメージは「40,000」です。
ネメシス
ブーマー戦やウィーズル戦で、主に使用することになる武器です。
「アイラルディホールディング」と組み合わせると大幅な火力上昇が可能で、さらにタレント「エース&エイト」発動などの条件が合致すると一千万近くのダメージも狙えます。
ちなみにネメシスの目標ダメージは「570,000」です。
スペシャリゼーション
レイド用のスペシャリゼーションは、レイザーバックのクリアタイムに関わる「シャープシューター」を選択します。
このとき重要なことは、全てのタレントをアンロックしないことです。
余計なタレントをアンロックするとビルドの構築や保管庫の整理で邪魔になりますし、最上部の「Xステータス追加アーマーキット」に至っては効果の弱体化を招き、結果的にゲームオーバー、つまりタイムアタックの失敗を招きます。
主要タレントについて
バーサク
アーマーの消耗に応じて武器ダメージが上昇する、ベスト限定で出現するタレントです。
火力を最重要視するタイムアタックでは、アーマーを故意に破壊して立ち回るという運用方法もあります。
注意点は有効な武器が「ショットガン」「サブマシンガン」「アサルトライフル」に限られることです。
ハードヒット
バーサクと同程度、もしくはそれ以上に重要な「全ての部位に出現するタレント」です。
武器ダメージを10%高めることは難しいですが、対エリート限定とはいえこのハードヒットなら簡単に火力が上げられます。
注意点はハードヒットを揃えるだけで安心しないこと。
ハードヒットはあくまで割合で上昇するタレントですから、元の武器ダメージが低くては意味がありません。
プリサイス
ヘッドショットダメージを15%上昇させる、一見優秀なホルスターとグローブ限定のタレントです。
しかしエリートに対してはハードヒットのほうが効果が高いため、優先度は二番目だと言えます。
あえてプリサイスのメリットを挙げるとするなら、エリート以外に対しても効果が見込めること。
ただし、ヘッドショット率が40%を下回るなら「デバステイティング」のほうが有効です。
ヘッドショット率とDPSの関係
計算値:イーグルベアラー、クリ率10%、クリダメ25%、ヘッドショットダメージ55%
HS率 | ハードヒット | 武器ダメ換算 | プリサイス | 武器ダメ換算 |
---|---|---|---|---|
10% | 255,537 | 110% | 235,609 | 101% |
20% | 268,859 | 110% | 251,023 | 103% |
30% | 282,181 | 110% | 266,437 | 104% |
40% | 295,503 | 110% | 281,850 | 105% |
50% | 308,824 | 110% | 297,264 | 106% |
ハードヒットとプリサイスの性能比較
「ハードヒットとプリサイスの性能比較」は、別記事で詳しく解説しています。
-
【Path of Exile 2】序盤のマップ一覧【ボスの位置】
6つの章と100の異なる環境、600体のモンスターや100体のボスが含まれるキャンペーンのPath of Exile 2。
今回の記事ではこの「Path of Exile 2」の序盤で訪れることになるマップと、ボスの位置を解説します。続きを見る
タイムアタック動画紹介
現時点で確認できた、最速のタイムアタック動画です。(クリアタイム:10分31.518秒)
タイムアタックビルド考察
記事公開時点におけるPC版の最速タイムは「10分16.525秒」です。
使用されているビルドは「バーサク主体」のもので、オフェンスMODが付く「プロビデンスディフェンス」によるHPと武器ダメージ上昇が最近の流行となっています。
そのほかのブランドはクリティカルに関わる「ワイバーンウェア」も使用者が多く、装備を「エース&エイト」で固めた2人が各グループに分かれることは、もはや定番です。
ロードアウトの仕様
武器・装備・MODなどは、ロードアウト機能を利用することでいつでも呼び出せるシステムです。
しかしなかなか「上書き」できないことが多いですから、同じようなビルドで上書きする場合には適当なスキンを付けて対応しましょう。
そうすればロードアウトにスキンが付くか付かないかで「上書きの有無」が確認できます。
ターミナル内まで
ターミナル内までのビルドコンセプトは、耐久力無視の火力特化です。
ダウンしても蘇生ハイブがありますし、時間切れのギミックも存在しないため耐久力は重視しません。
自身の場合は「ダメージ32,500」「クリティカル率上限60%」のイーグルベアラーを使用しています。
注目ブランドは「ワイバーンウェア」で、クリティカルダメージやクリティカル率が上昇します。
ステージ1:ブーマー
ブーマー戦のビルドコンセプトは、ヘッドショットダメージ特化です。
基本的にはアサルトライフルで戦い、ブーマーのダウン時にネメシスで集中攻撃を行います。
上手く行けばブーマーを2ダウンでキルできますから、ベストの特性も「ヘッドショットダメージ上昇」が有効。
バーサクはネメシスに作用しないため、ビルドサンプルではヘッドショットダメージを高めたハードヒット付きベストを使用しています。
あとはチームメイトとヘッドショットのタイミングを合わせる、連携力が問われることでしょう。
注目ブランドは「アイラルディホールディング」で、3部位装備でマークスマンライフルダメージが上昇します。
そのほかビルドサンプルのグローブは、まだ厳選しきっていません。
アイラルディホールディング、マークスマンライフルダメージ上昇12%、ハードヒットが理想です。
ブーマー戦のポイント
- ビルドとチームワークさえ良ければ、ブーマーを「最小2ダウン」でキルできる
- 使用する武器は、基本的にタレントとMODでダメージを増やした「ネメシス」を使う
- 使用する装備は何でも良いが、ブーマーの近接攻撃でダウンしない耐久力が必要である
- ステージ開始後の固定機銃では、手前ではなく「奥側の防衛システム」から狙う
- 固定機銃でブーマーの背中が狙いにくい場合は「ディフェンスユニット」を壊して怯ませる
- 固定機銃を使用する場合は、操作するプレイヤーと支援するプレイヤーの2人で向かう
- 復帰後のブーマーがEMPを投げないことがあるので、EMPを投げるまでは固定機銃を離れない
(この起き攻めをするため、ブーマーダウン後はオーバーヒート対策で固定機銃を使わないこと) - ブーマーのヘイトは「ディフェンスユニット」を壊したプレイヤーに向かいやすい
- 防衛システムの再起動は状況により無視して、ブーマーのキルを優先すべきである
ブーマー2ダウンキルの方法
噂のブーマー2ダウンを海外勢と試してみました!
英語力が「Next Charlie」から進化してない…… pic.twitter.com/azBlXOQZDq— Volx_jp (@Volx_jp) July 13, 2019
ステージ2:ウィーズル
ウィーズル戦のビルドコンセプトも、ヘッドショットダメージ特化です。
基本的にはネメシス主体で戦うべきですが、自身のようなAIMに自身がないプレイヤーは「高倍率スコープ付き武器 + ネメシス」で代用します。
そのほかに重視すべきは「HP」で、アーマーを突き抜けて減少する毒が曲者です。
多少ならアーマーを削っても良いですから、毒でダウンしない程度のHPを確保しておきましょう。
注目ブランドはブーマー戦と同じく「アイラルディホールディング」で、3部位装備でマークスマンライフルダメージが上昇します。
ウィーズル戦のポイント
- 使用する武器は、基本的タレントとMODでダメージを増やした「ネメシス」を使う
- 使用する装備は毒のスリップダメージが大きいため、ある程度の「HP」を確保する
- 1回目のパネル操作はシビアなため、最速で到着したプレイヤーがとりあえず押す
- 2回目以降のパネル操作はサポート役が行うべきで、DPSは可能な限り操作しない
- ステージ3への出口が近いため、リコシェットを先に倒してウィーズルをA側に誘う
- B側のプレイヤーは、リコシェットキル時にあらかじめパネル側に移動しておく
(ウィーズル出現直後はダメージに影響するガスが効いていないことがあり、キルしやすい) - ウィーズルの「粘着爆弾」を食らったら、仲間を巻き込まないよう急いで離れる
- 「オレンジのガス」が散布されたら、チームメイトの蘇生よりも優先して攻撃する
- 一般兵士からの攻撃を受けないよう、B側から射線が通る場所に位置どらない
ステージ3:バディ&ルーシー
レイザーバック戦のビルドコンセプトは、火力の上昇と炎上防止です。
バディやルーシーの攻撃の一部には炎上属性があり、油断するとダウンを誘発してしまいます。
そのため「ストップ・ドロップ&ロール」で炎上を止め、可能な限りダウンを防止しましょう。
バディ&ルーシー戦の場合は他のステージと違い、蘇生ハイブがガトリングで壊れることがあるのです。
注目ブランドはまたもや「アイラルディホールディング」で、2部位装備でヘッドショットダメージが上昇します。
バディ&ルーシー戦のポイント
- 使用する武器はなんでも良いが、1発のダメージが高い武器は2匹の体力を調整しにくい
- 使用する装備の一部には、タレントの「ストップ・ドロップ&ロール」を選択すると良い
- バディとルーシーの弱点は、正面の「ライトが点灯している付近」である
- ルーシーのガドリング中は、バディの腹部から「銃撃で壊せるグレネード」が射出される
- バディ&ルーシーの体力に大きく差がつくと、オーバーチャージに移行する
- オーバーチャージ発動には時間がかかるため、焦ることなく着実に体力を減少させる
ステージ4:レイザーバック
レイザーバック戦のビルドコンセプトは、火力と耐久力の両立です。
耐久力を軽視すると、事故でダウンした場合にタンクを処理漏れしたり、タワーの弱点破壊をし損ないます。
アーマーやHPを増やしてもダウンしがちなら、装備ボーナスに「エリート防御」を持つブランドを選びます。
また充電担当の場合は、タイムアタックを狙う場合に弾薬補給の時間がロスとなります。
そのためセカンダリに「ライフル」や「ライトマシンガン」などを装備しておくと、プライマリの弾切れを抑制できます。
ただし全体的な火力を落とさないためにも、セカンダリを使用するのはグレネードを投げ込む場所の網破壊だけに留めておきます。
注目ブランドは「フェンリスグループ社」で、2部位装備でエリート防御が上昇します。
レイザーバック戦のポイント
- タイムアタックを狙うなら、最大4ターン(最小2ターン)でパネル点灯まで到達する
- 使用する武器は「イーグルベアラー」か「アサルトライフル + チャッターボックス」を選ぶ
(適切なタイミングでドローンを破壊すれば、常時連射速度を20%上昇でき高火力が狙える) - 使用する装備は火力と耐久力のバランスを考え、タンクによるゲームオーバーを回避する
(火力を重視しすぎると、タイミングによっては1ダウンがゲームオーバーに繋がる) - サバイバリストがいれば網を一撃で壊せるが、レイザーバック本体への火力が弱まる
- 充電担当の4人は弾薬を補給する時間がないため、セカンダリに違う種類の武器を装備する
(セカンダリは充電完了後の網破壊に使用する。充電担当と外担当は逐次交代しても良い) - シャープシューターの武器は強力だが、無駄遣いすると消費ターンが増えてしまう
- 高いアーマーと「忍耐力」の組み合わせでは、ドローンに撃たれながらでも弱点を攻撃できる
おすすめビルド紹介
この表に収まりきらない「公開したビルドの全て」は、別記事で詳しく解説しています。
攻撃ビルド | 防御ビルド | スキルビルド | 各種情報まとめ |
---|---|---|---|
鉄板火力ビルド | 装甲追加ビルド | 状態異常ビルド | 武器タレント |
半盾狙撃ビルド | 全盾拘束ビルド | タレドロビルド | 装備タレント |
複数攻撃ビルド | 鋳造工場ビルド | ヴァイルビルド | 部位ボーナス |